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低体温ってどんな症状ですか?

低体温というのは病名ではありません。医学的な定義はありませんが、一般的に平熱が36度未満の人を「低体温」と言います。

低体温になると冷え性になるだけでなく、免疫が低下したり、むくみやすくなったり、女性ですと生理不順になったりもします。

低体温を改善する方法はあるのでしょうか? また、低体温が治れば免疫も向上するのでしょうか。
本日は低体温についてお話をしたいと思います。」

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冷えるのよ!!

なぜ低体温になるのでしょう

自称「冷え性」の方は多いかと思います。夏でも手先が冷える、と言う女性を最近ではよく見かけるようになりました。しかし、冷え性という自覚もなく平熱が36度未満の低体温の方も実は多く隠れているのが現実です。

低体温になると体内の酵素がうまく活動できず、消化不良を起こしたり免疫が下がったりします。なぜなら酵素は体内で37度前後の時、その実力を発揮します。体温が下がることで、酵素は働きが鈍くなるからです。

酵素の働きが鈍くなり免疫力が落ちると、結果として疲れやすさを感じたり、風邪をひきやすかったりもします。

それではなぜ低体温になるのでしょうか。

低体温の特徴

普通の人であれば平熱は36.2~36.7度ですが、低体温の人は常に35度台です。低体温の人は基礎代謝が低く、免疫も低下してしまっています。

体温が1度下がると酵素の力は50%以下低下し、免疫力は37%低下すると言われています。酵素の力が低下すれば代謝も悪くなる一方です。

また、がん細胞は35度台で活発になるとされていますから、低体温をただの冷え性で済ましてしまうのは危険です。

低体温になると血行が悪くなるので腰の重さやむくみといった症状が出たり、女性ですと月経不順や月経痛が起きたりしやすくなります。肩こりや不眠などの症状も出ますし、免疫が落ちるため風邪が治りにくくなります。

低体温の原因

それでは低体温の原因は何なのでしょうか。

病的な低体温の原因としては甲状腺機能の低下が疑われます。甲状腺は代謝に関わるホルモンです。冷えに加えて低血圧や著しい疲れがある場合は一度病院で甲状腺機能を診てもらった方がいいでしょう。

明らかな病的理由がない場合の低体温の原因は生活習慣です。運動不足(筋肉量が少ない)、薄着、バランスの悪い食事(ミネラルやビタミンが摂れていない)、喫煙、体を冷やすものや甘いものの摂りすぎ、シャワーだけの入浴、夏場の冷房のあたりすぎ、過度のストレス、便秘などが低体温の原因です。

日頃から血行が悪くなるような生活をしてしまっている方は、いますぐ改善をしていきましょう。

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免疫力、復活!!

低体温が治ると免疫力があがるのか。

先ほどもご紹介したように、体温が1度下がると酵素の力は50%以下低下し、免疫力は37%低下すると言われています。

酵素の力が低下すると消化不良を起こしやすくなり、また代謝も衰えますから太りやすくなったり腸内環境が乱れたりします。腸は免疫を司る器官ですから、腸内環境が乱れると免疫力も当然のように落ちるでしょう。
反対に、低体温を治せば免疫力があがります

今まで風邪をひきやすい、または治りにくいと感じていた人も、低体温を治すと風邪をひきにくくなったりします。これは低体温を治すことで免疫力があがったからです。

さらに、低体温の人は今までダイエットの効果が出ないと悩まれてきたのではないでしょうか。

これは低体温のため代謝が落ち、必然的に痩せにくい体になってしまっていたからです。
低体温を治すことで代謝をアップさせ、痩せやすく免疫に強い体づくりをしていきましょう。

低体温の改善方法は?

低体温の原因を先ほどたくさんご紹介しましたが、その大半が生活習慣によるものでした。
まずはその原因を取り除きましょう。

喫煙者は煙草を控える(やめる)、運動不足により筋肉量が少ない人はなるべくウォーキングをするなどしてふくらはぎを動かし血行をよくすると共に筋肉をつける、冷たいものや甘いものを控える、薄着をやめる、エアコンの温度に注意する、など、できるところから改善をしていきましょう。

特に入浴の仕方を工夫して体温を上げる方法は自宅でもでき、簡単ですのでご紹介します。

足湯

1.浴槽に熱め(43~44度)のお湯をはり、粗塩と重曹(あれば)を各大さじ2~4杯入れてよくかき混ぜます。

2.下半身は裸、上半身は冷えを防止するために厚着をします。汗をかくことを目的としているので、長袖Tシャツにウィンドブレーカーのような格好がオススメです。

3.太ももから下をお湯につけて20~40分温まります。温度は43~44度をキープしましょう。

4.充分に汗をかいたら浴槽から出て冷水のシャワーを太ももから下に10秒ほどあてます。
温めてから冷やすことで交感神経が刺激され、さらに代謝がよくなるでしょう。低体温だけでなく、肩こりや腰痛、頭痛などの、体の痛みに有効とされている方法です。

下半身浴

1.2.の行程は足湯と同じです。温度は44~45度で少し熱めにするとよいでしょう。

3.水をたっぷり飲んでから湯船に浸かります。おへそのあたりから下半身全てを温めるようにしましょう。温度も44~45度をキープさせるとよいでしょう。

4.充分に温まったと感じたら水を足してお湯の温度を37~39度まで下げます。上半身の着ていた服を脱ぎ、そのまま肩まで湯に入り、リラックスしてゆっくりと温まりましょう。

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冷え性改善!

まとめ

夏でも平熱が35度台の「低体温」。

ただの冷え性だと思ってそのままにしておくと、代謝や免疫力は落ちるだけでなく、がん細胞まで活性化させる体内環境を作ってしまいます。

低体温の主な原因は大半が生活習慣によるものです。

まずは生活習慣を見直し、改善していくことで低体温を治しましょう。低体温が治れば免疫力があがり、風邪もひきにくくなるでしょう。

また、免疫力だけでなく代謝もあがるため、ダイエットにも効果が出るようになります。

低体温を改善する方法として自宅でも簡単にできる入浴も是非試してみましょう。

また、最近では本来平熱が大人に比べて高いはずの子どもまでもが低体温だと言われています。甘いものや冷たいもの(特に清涼飲料水)を控える、冷暖房に気をつけるなど、親御さんも注意してあげることが必要でしょう。